Refactoring Tool (評価版)
説明
これは、Autodesk® Inventor®の付属ツールであるDesign Assistantと同等の機能を実現し、ユーザーインターフェースとしてMicrosoft® Excel®を使うツールです。
指定した1つの[対象ファイル]から、その参照関係を解析して、その結果を元にファイル操作を実行します。大きく分けて、3つの機能があります。
(1) [ファイル名の変更] : 指定ファイルのファイル名及び部品番号を変更できます。必要に応じ、そのファイルを参照しているドキュメントファイルのリンク先も変更します。
(2) [参照を置換] : 指定ファイルを参照しているドキュメントファイルのリンク先を変更できます。シート編集画面で、[無ければ作る?] のセルに0以外を記入すると、置換ファイルが存在しない場合に、元ファイルをコピーして置換先ファイルを作ります。
(3) [孤立ファイルを削除] : プロジェクト内に、[対象ファイル]と参照関係にないファイルを削除できます。多くの場合、これらのファイルは、以前に使われていたが現在のアセンブリでは使われていないものです。ファイルを削除することで、そのファイルがあったフォルダーが空になった場合は、フォルダーも削除されます。
上記の3つの機能のほかに、次の補助機能があります。
(4) [ドキュメント更新] : 参照関係に現在のInventorのバージョンより古いバージョンで保存されたドキュメントファイルがあった場合、それらを現在のAutodesk® Inventor®で保存し直します。この機能は、Autodesk® Inventor®が必要です。(Inventor Viewだけでは実行できません)
体験版の説明
・ Autodesk® Inventor®のバージョンが2020以前の場合は、扱うファイル数が9,999に制限されます。これは、事実上、無制限と同じです。
・ 2020より新しいAutodesk® Inventor®では、扱うファイル数が30に制限されます。是非ともサブスクリプション版の使用を検討してください。
弊社ではファイル名が部品番号としております。試作で作ったデータを規格の製品にする際に新規の部品はファイル名をつけなおします。その際、Excelでファイル名の比較表を作ってあるのでそのまま使えるので非常に助かっています。ありがとうございました。
本来、この手の事はAUTO DESK側で 供給されるのが本筋ですね。 少し使用してみましたが、楽にリネームが出来ます。 今まではリンクの問題でIDWを持て余していましたが、 これがあれば、流用設計に大きく貢献してくれます。 同名のファイルが乱立するのが嫌でしたが、 これで、問題が一気に解消しました。 ありがとうございました。
ファイル名や部品番号の変更といった実設計の場面で頻繁に行われる作業を、Design Assistantの数倍使いやすいインターフェース(Excel)で実現しています。 ファイル名変更の煩わしさや、Design Assistantがイマイチ使い方が分からないと感じていた方には是非おすすめしたいツール。 とりあえずツールを開けば使い方は誰でもすぐに分かります。 また、「孤立ファイルを削除」機能は秀逸。