Revit Extension for Structure Japan 2021
Win64, 日本語一般的な使用手順
「JP構造」タブの各機能のボタンから起動します。
<伏図自動修正>
伏図を作成する平面図ビューを開き「伏図自動修正」コマンドを実行します。ダイアログ上でレベル登録を行い,希望レベルに対する表示設定を行います。「OK」ボタンを押すことによりダイアログで設定したレベルが基準レベル,参照レベルになっていない大梁,小梁,水平ブレース,スラブ,柱,壁,鉛直ブレースが非表示になります。
<特記外設定>
特記外設定を行うビューを開きます。「特記外設定」コマンドを実行します。構造用途ごとに特記外とする符号タグ,符号とレベルタグ,レベルを設定します。「非表示」ボタンを押すと,設定内容に合致するタグが非表示になります。
<RC断面リスト作成>
RC造の柱や梁を含むRevitプロジェクトファイルを開きます。RC断面リスト作成が必要とする矩形柱パラメータ,円柱パラメータ,梁パラメータ,片持ち梁パラメータが追加されていない場合,専用ツールにて各構造部材ファミリ(RC構造柱,RC構造フレーム)にパラメータを追加します。各ファミリに追加されたパラメータ項目に必要となる鉄筋情報などを入力してください。その後「柱リスト」または「梁リスト」ツールを実行することにより各種断面リストが作成されます。
<S断面リスト作成>
S造の柱や梁を含むRevitプロジェクトファイルを開きます。S断面リスト作成が必要とするS柱H形鋼パラメータ,S柱角形鋼管パラメータ,S柱鋼管パラメータ,CFT柱角形鋼管パラメータ,CFT柱鋼管パラメータ,S梁パラメータ,S片持ち梁パラメータが追加されていない場合,専用ツールにて各構造部材ファミリ(構造柱,構造フレーム)にパラメータを追加します。各ファミリに追加されたパラメータ項目に必要となる鉄筋情報などを入力してください。その後「柱リスト」または「梁リスト」ツールを実行することにより各種断面リストが作成されます。
<ST-Bridge Link>
ファイル選択ダイアログより,希望の「.stb」ファイルを選択します。各部材の変換確認(対応ファミリの確認)を行い,レベルマッピング,マテリアルマッピングと続き,最終的にモデルが生成が実行されます。生成後に変換ログが表示されますので変換状況を確認可能です。
<マッピングテーブル>
アイコンとして「マッピングテーブル編集」「柱脚ファミリパス設定」「柱脚マッピングテーブル編集」「一括パラメータ追加」そして個別パラメータ追加機能として「構造柱用」「構造フレーム用」「構造壁用」「構造床用」「構造基礎用」の各アイコンをご用意しております。メインとなる,マッピングテーブル編集機能実行すると,Excelが起動します。
詳細につきましてはヘルプをご参照ください。
コマンド
インストール/アンインストール
このApp / Plug-inをAutodesk App Storeからダウンロードしたときに実行されたインストーラは,app / plug-inのインストールを開始します。 または,ダウンロードしたインストーラをダブルクリックして,app / pluginをインストールします。
このプラグインをアンインストールするには,現在実行中の場合はAutodesk製品を終了し,インストーラを再実行して[アンインストール]ボタンを選択します。 または,コントロールパネル>プログラム>プログラムと機能(Windows 7/ 8.1 / 10 / 11)をクリックして,システムから他のアプリケーションと同様にアンインストールします。
追加情報
既知の問題
問い合わせ
作成者/会社情報
サポート情報
営業時間外を除く,週5日午前9時から午後5時まで(通常,月曜日の朝から金曜日の夕方まで)。
バージョン履歴
バージョン番号 | バージョンの説明 |
---|---|
2021.0.2.0 |
機能改善といくつかのバグ修正を行いました。 ----- 改善 柱脚マッピングテーブルを4に更新 改善 同梱の柱脚ファミリを更新 ----- 修正 Import2.0:鉄骨柱が基礎の上まで伸びてしまう 修正 Import2.0:不必要な柱タイプが生成されていた 修正 Import1.4/2.0:ハンチ付きS小梁にパラメータが追加されない 修正 Import2.0:鋼管杭の長さが設定されない 修正 Import1.4/2.0:パラメータタイプ「断面寸法」「配筋間隔」に対応 修正 差分変換:APIで取得した壁座標が始終点反転しているケースに対応 修正 Import1.4/2.0:ブレースの参照レベルを始終点の低い方のレベルに修正 修正 Import2.0:小梁タイプ名の枝番の付け方を修正 修正 Import2.0:柱の鉄筋情報がない場合、複製元タイプの鉄筋パラメータの値が残ってしまう 修正 Import2.0:SRC柱□形変換対象外のログが○形として出力されていた 修正 差分変換:同一符号別断面の新規床タイプがあるとエラーになる 修正 差分変換:大梁と片持梁を同時に差分変換すると片持梁が変換されない 修正 差分変換:軸は始端終端の両方がSTBと違う場合に移動 修正 差分変換:柱を新たに作成する場合、既存のタイプだと作成できない 修正 Import2.0:軸のマッピング指定時、移動量をプロジェクト情報に保持するよう変更 修正 Import2.0:柱頭柱脚のオフセットがない間柱の場合、梁~梁間となるようにオフセットを調整 修正 Import2.0/差分変換:複数のハンチ長がある場合に正しく変換されない 修正 差分変換:スラブレベルが変更されない 修正 Import2.0:柱に接続していない梁の継手距離はSTBそのままの値を設定 修正 Import1.4/2.0:柱の始端終端条件が設定されない |
2021.0.1.0 |
機能改善といくつかのバグ修正を行いました。 改善 伏図自動修正:直上階以外の階にも対応 改善 特記外設定:タグファミリの選択を不要とした 修正 差分変換:基礎柱の変換ができない 修正 差分変換:大梁小梁の節点座標が変更されない 修正 Import1.4/2.0:SRC梁の鉄骨レベル、オフセットの設定漏れ 修正 Export1.4/2.0:床配筋が正しく出力されない 修正 Import1.4:同符号で断面が異なる柱が変換されない 修正 Import1.4/2.0:RCスラブとデッキスラブに同一符号があるとエラーになる 修正 Import2.0:壁開口に配筋情報がないときにエラーとなる 修正 差分変換:結合順序の切り替えを実行 修正 差分変換:既存タイプで追加配置された梁が変換できない 修正 差分変換:新規断面の中に同一符号の断面があると変換できない 修正 Import1.4/2.0:RC梁の解析線分のZ座標がずれていた 修正 Import1.4/2.0:基礎レベルが正しく変換されていない 修正 Import1.4/2.0:RC梁の2段筋あきが変換されていない 修正 Import1.4:既製杭が変換されない 修正 Import1.4/2.0:変換前にSTB基点位置設定パラメータがあるとエラーになる 修正 Import1.4/2.0:基礎の回転方向が逆 修正 Export2.0:既製杭、鋼管杭が出力できない 修正 Export1.4:既製杭の出力でエラーになる 修正 差分変換:柱頭柱脚のオフセットがない場合に隣接梁レベルにあわせる処理が行われていない 修正 差分変換:タイプを差し替える際の判定をguidに変更 修正 差分変換:初期変換時に基点を移動した場合、基点移動が差分変換時に反映されていない 修正 Export1.4/2.0:壁開口補強筋が正しく出力されない |
2021.0.0.2 |
いくつかのバグ修正を行いました。 ST-Bridge Link Export1.4/2.0:新規作成後に保存せずエクスポートを実行し、ログを保存するとエラーになる不具合を修正 ST-Bridge Link Import2.0:通り芯生成時に失敗することがある不具合を修正 ST-Bridge Link Import2.0:三断面のRC梁で、始端または終端が省略されているケースのときエラーとなる不具合を修正 ST-Bridge Link Import2.0:鉄骨柱のisReferenceDirectionの真偽が逆に扱っていた不具合を修正 ST-Bridge Link Import1.4/2.0:壁高さが1mm以下のときに変換できない旨のログを表示 ST-Bridge Link Import1.4/2.0:壁の法線ベクトルが計算出来ていないケースに対応 |
2021.0.0.1 |
初版 |