SS3 Link 2021
Opis
<インポート機能>
本機能は,SS3入力CSVデータの建物形状データ,柱部材・梁部材の定義・配置情報,小梁・床・壁・開口・ブレースの定義・配置情報を読み取り,柱・大梁,小梁・床・壁・開口・ブレースをAutodesk® Revit® 2021の構造モデルとして生成する機能となります。インポート機能には,差分変換(断面のみ)機能もご用意しています。
<エクスポート機能>
本機能は,Revit 2021の構造柱・構造フレーム(大梁),小梁・床・壁・開口・ブレースを,SS3入力用としての建物形状データ,柱部材・梁部材の定義・配置情報,小梁・床・壁・開口・ブレースの定義・配置情報をCSVファイルとして出力する機能となります。
<差分変換機能>
SS3で更新した断面情報(タイプパラメータ)のみを差分変換として取り込む機能「差分変換:断面のみ」に加え,位置情報の更新も行える「差分変換:断面+位置」を新機能として加えました。また,差分変換において新規作成,更新,削除したインスタンスが判別しやすいように,それらの処理を行ったインスタンスの位置に色分けされた「マークファミリ」が配置されます。更に,差分変換の結果を確認する確認用ビューもご用意致しました。
<腹筋・幅止筋の設定機能>
「腹筋・幅止筋設定」に,各部材(RC柱,RC円柱,RC梁)毎に幅止筋や腹筋パラメータに入力値を設定するかどうかのON/OFF機能を搭載。
<部材の勝ち負け判定>
モデル生成後,各部材の勝ち負け(ジオメトリの結合順序切り替え)を設定します。対象は,結合済みの部材のみとし, 結合順序は 杭>基礎>柱>梁>壁・ブレース>床 とします。
<構造テンプレート,SS3のCSVサンプルデータを同梱>
すぐにお試し頂けるように,サンプルの構造テンプレート(2021版)をご用意しています。また,ユニオンシステム株式会社様のご協力によりSuper Build/SS3より実際に出力されたCSVファイルのサンプル2点(RC造,S造各1ファイル)を同梱しております。更に差分変換のお試し用サンプルもご用意致しました。
<注意点>
SS3 Linkは2019バージョンより,マッピングテーブル編集機能を独立したツールに変更しました。構造マッピングテーブルおよび柱脚マッピングテーブルの編集が必要な場合には,別途「Revit Extension for Structure Japan 2021」をインストールしてください。
<その他>
その他の詳細につきましては,ヘルプファイルをご参照ください。